不登校過去最多と東近江市長の「不登校の大半は親の責任」「フリースクールは国家の根幹を崩す」発言について考える。

界隈で話題になっている、東近江市長の「不登校の大半は親の責任」「フリースクールは国家の根幹を崩す」発言について、思うこと。

いやいやいや、自治体の首長さんとか、地方議員さんとか、教育委員会の人とかって、ほんっとに子育てや今の教育の現状を何もわかってないんだなぁって。

フリースクールを卒業した夫と、オルタナティブスクールに通う息子を育てている私としてはもやもや。

 

2023年は不登校の生徒が約30万人と、過去最多だったということだけど。

子育てしている親としては、まぁそりゃそうだよねっていう感じ。コロナをきっかけに、オンライン学習が広がり、学校に通わないことを選択した場合の選択肢が増えてきた(もちろん、まだまだ限られているけど)っていうことだよね。

不登校約30万人 過去最多~誰一人取り残さない支援を NHK解説委員室

 

今の公立小学校って、みんな同じように、読み書きができるように、◯年生でこの単元が終わるように、と一斉に同じことをできるように設計されている。大人もそれぞれ個性があるように、子どもにだって個性があるんだから、それに合わない子だって当然いるよね。学習面だけじゃなくて、人間関係(特に低学年は、担任の先生が全てみたいなところがあるけど、その担任の先生と合わないことだってある)もあるし。

一昔まえだったら、社会全体がそれでも「我慢」して無理やり学校に通うのだ(親が通わせるのだ)という価値観だったと思うけど。それは、社会に出てからも同じで、台風来て交通機関が乱れているのに、頑張って出社するべし、会社にたどり着いたオレ偉い(何時間もかけて出社して、ついた頃にはヘロヘロ、生産性って言葉知ってる…?)みたいな価値観。

その価値観を否定はしないし、もちろん公立小学校が合う子もいる。

けど、学校に合わないかも…となったときに、「無理して通わなくてもよい」という選択肢が尊重されるように世の中がなってきたのはすごく進歩していると思う(少なくとも、25年前に不登校になってフリースクールに通っていた夫の時代よりは)。

 

息子のオルタナティブスクールのクラスメイトにもいろんなタイプの子がいる。

もともと不登校だった子や、登校はしていたけど馴染めていなかった子。

友達とうまくいかなかった子や、学業面で自分のペースで進めたかった子。

ひとくちに「不登校」っていっても、その理由は本当に様々で、彼ら彼女らが毎日を幸せに過ごせるかどうかっていうのが最も大事だと思う。学校に通いたい子、学校以外の場所(オルタナティブスクールとか)が心地いいと感じる子、ホームスクーリングが安心できる子。

それでいいんだと思うし、そうあるべきだと思う。これからもっともっと学びの選択肢は増えていくと思うし、私も我が子の様子を見ながら、彼らと対話しながら、選択していきたいと思う。

 

最後に。

このニュースについて、小1の息子(オルタナティブスクールに通っている)にどう思う?と聞いてみたところ。

 

う〜ん。まぁ、不登校になるのも色々理由があるよね。だからパパとママのせいとかは関係ないよねぇ〜。ちなみに、僕は「もっと勉強を先に進めたい」と思ったから、小学校には行かずにオルタナティブスクールに通ってる。

 

自治体の政策とか決めているようなおじさんより、7歳の子どものほうがよっぽど芯を食ったことを言えてるよねって思った。

 

「不登校の大半は親の責任」“フリースクール”発言に透ける「本音」 学校以外の選択肢をどう整備?【news23】 | TBS NEWS DIG (1ページ)